将来、専門家として国際社会で活躍したいと考えている人達の最初の一歩である「大学院進学」。 |
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さて、「何らかの形で『国際協力』の現場に携わりたい」と思い、「とりあえず」大学院に進学する人は多いと思いますが、実際そのような職業に本格的に関わるには、かなり高度の専門知識と語学力が必要なのが現実です。
JPOを含め、多くの国連機関の幹部登用試験や国連競争試験が32歳前後で締め切られてしまうことを考えると、20代のうちに博士号やインターン、数年の実務経験を積んでおくことが強く勧められます。
このような実情を考えると、最初の一歩である大学院は、やはり、かなり慎重に選ばなくてはなりません。実際は、語学の面やインターンのし易さを考えると、大学院留学が一番効率が良いと思いますが、英語での講義について行くので精一杯で専門知識が十分身につかなかったり、経済面で苦労したりと、どちらも一長一短です。
などが真っ先に比較しやすい項目ではないでしょうか。
要は、(最低でも)2年間のうちに、専門知識や語学力、人脈作り(コネ)をできるだけ大きくしておかなくてはならないということです。これに加えて、大学院でフィールドの経験が得られれば儲けものです。
柔軟に対応してくれない先生だった場合は、2年間がとてもきつくなります。まだ、自分の関心のあることだけしか親身に指導してくれない、研究させない、という先生もいるようですので。)
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2.国際協力を学べる大学院(の一部)・・・「国際協力進学ナビ」参照 一括りに「国際協力」分野と言っても、開発経済学、国際関係学、国際政治学、公共政策学、国際法学、環境学、地域研究など、様々な種類があります。 同じの問題でも、学問分野でアプローチが異なるので、その点を考慮し、どの分野の専門知識を身につけるのが自分に最も適しているかを考えましょう。 ※国連・国際機関で求められる専門分野に関しては『最新版 国際公務員を目指す留学と就職』を参照
日本の大学では、以下の大学院(一例)が特徴ある教育プログラムの提供をしています。
特に、文部科学省の大学院教育改革関連プログラムに採択された大学院は、大きな予算が付いたことにより、様々なプロジェクトの他、教育内容の充実化が図られています。
など。他にも、過去に「魅力ある大学院イニシアティブ」に採択されていた大学院などもあります。
この他に、「国際協力」の専門家養成や研究者養成とは異なるタイプの大学院として、 公共政策大学院は、論文作成が必要なく、専門性よりも法学・政治学・経済学の広範な知識を身につけるという、ジェネラリスト養成の傾向があります。その分、修了に必要な単位が多いのですが・・・。 そのような大学院として現在、 などがあります。なお、大阪大学大学院国際公共政策研究科は上記の「専門職大学院」ではなく、博士後期課程も備えた、高度専門職業人および研究者の養成大学院です。
また、技術系?として、 といった特徴的な大学院もあります。技術系の人は国際協力の舞台では即戦力として非常に頼りにされます。こういった大学院に進むの方が、国際的な仕事に就くためには早いかもしれません
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